「集中力がないのかも…?」と思ったママへ
その遊び方、実はすごい力を育てています!!
1歳10ヶ月、遊びの中に“育ちの芽”はちゃんとあります。
「絵を描いていても、途中でその物を持ってきて遊び出すんです」
「テレビを見ていても、その中のものを探して持ってきて…」
そんなご相談がありました。
ママは「集中力がないのでは?」と心配されたそうですが…
実はこれ、すごい成長の証なんです!
絵と現実をつなげて遊べる力、それが“発展力”
絵の中のモノと、現実のモノをちゃんと結びつけている。
「これ、あの絵と同じだ!」と気づいて、自分の手で持って、遊びに変えていく。
これは、想像力・発見力・好奇心の現れであり、
「もっと知りたい」「もっとやってみたい」という成長の芽。
この時期、まだまだ「目の前のことに夢中になれない」子もたくさんいます。
それができていること自体、とても素晴らしいんです。
そして何より、ママの関わりがすごい
一緒に探したり、出してきたり、やってみたり。
ママが子どもの世界に合わせてあげていることが、
その子の「遊びたい」「学びたい」を保証しているんです。
子どもは、“期待”を持って遊んでいます。
「もっと面白いことがあるかも!」とワクワクしているんです。
集中力は「満足のその先」に育つ
大人が思う「じっと何かをやり続ける集中力」は、
この時期はまだ少し先。
でも、**「満足するまで遊ぶ」**をたくさん繰り返していく中で、
その先に自然と“集中力”が育っていきます。
ママにできることは、たった一つ
**「一緒に楽しむこと」**です。
「またこれか〜」と思うことでも、
ちょっと気持ちを乗せてみてください。
「そっか、今この子は“発見”の真っ最中なんだな」って。
最後にひとこと。
「集中力がないんじゃないか」ではなく、
「今、夢中になれるものにちゃんと出会えているかも」と
目線を変えてみてください。
お子さんの“今”を、ママが楽しんであげることで、
その集中力の芽は、ぐんと伸びていきますよ。