実家がしんどいママへ――しんどさの正体と、今日からできるラクになる3ステップ

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カウンセリング

それ、あなただけじゃありません

「実家に帰ると、なぜかぐったり」

「親の一言にイライラ」

「子育てを比べられて落ち込む」――。

 

こうした**“実家がしんどい”**感覚は、

40代ママのご相談でとても多いテーマなんです。

まず伝えたいのは、あなたが弱いからではないということ。

そこには“心のしくみ”が関わっています。

しんどさの正体:親の前で“子どもモード”に戻る心理

親の前に立つと、私たちは無意識に昔の役割に戻りやすくなります。

心理学ではこれを**「役割固定」**と呼びます。

  • 大人になった今でも、親の前では「子ども役」を演じてしまう

  • その結果、些細なひと言が強く刺さったり、反射的に反発してしまう

つまり、実家でしんどくなるのは心のクセのせい。

あなたの性格の問題ではありません。

 

★あるある事例★

こんなとき、心のクセが働いています

  • 「そのやり方、まだしてるの?」――子育てを否定された気持ちになる

  • 「お兄ちゃんはもっと…」――過去の比較の悔しさがよみがえる

  • 帰省後にどっと疲れる――気疲れによるエネルギー切れ

こんなことありませんか?

どれも“親が悪人だから”ではなく、

長年の親子パターンがスイッチを押しているだけ。

まずは正体を理解することが第一歩です。

 

今日からできる:ラクになる3ステップ(保存推奨)

ステップ1|正体を知る

「あ、これは心のクセだ」と気づく。

気づきはブレーキ。自分を責める思考を止められます。

 

ステップ2|小さな工夫をする

深呼吸で3秒ストップ/**“私は私、親は親”**と心で線引き/モヤモヤを紙に書き出す。

反射を減らし、気持ちの出口をつくります。

 

ステップ3|自分の軸を育てる

自分の価値観・子育て方針を言語化。小さな成功体験を積み重ねる。

「私は私」で立てる時間が増えるほど、

実家ストレスに振り回されにくくなります。

 

具体的な使い方 💖 シーン別ミニ対処

ケース1|口出しされたとき

  1. 深呼吸で3秒  2) 心で線引き  3) 返す言葉を短く準備

例:「心配してくれてありがとう。私はこの方法でやってみるね。」

 

ケース2|比較されたとき

例:「それぞれのペースがあるから、わが家はこれで大丈夫だよ。」

比較の土俵に乗らず、自分軸を短く表明。

 

ケース3|帰省後のぐったり

例:24時間は“リカバリー日”。家事を最小限にし、湯船・散歩・早寝をルール化。

 

よくある勘違いを手放す👋

  • × 私が未熟だからしんどい  →    ○ 心のクセが反応しているだけ

  • × 相手を変えないと解決しない  →  ○ 自分の“持ち方”を変えると軽くなる

  • × 一気に完璧を目指す   →     ○ 小さな工夫の積み重ねで十分

40代ママだからこそ効く“軸づくり”のヒント💪

  • 価値観メモ:大切にしたい子育てを3行で書く

  • 境界フレーズ:自分の言葉を持つ

    • 例:「情報ありがとう。わが家はこれでやってみるね。」

  • 回復セット:湯船/白湯/ストレッチ/早寝を“ルーティン”に

🙌卒業は“理解”から始まる🙌

実家がしんどいのは、弱さではなく心の仕組み。

正体を知り(ステップ1)、

小さな工夫を回し(ステップ2)、

自分の軸を育てる(ステップ3)。

この3ステップで、“帰省するとぐったり”から少しずつ卒業できます。

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  また、ご質問も💖あなたに合ったサポートをご用意しています。

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 実家に行くのを減らしてもいいですか?

  1. 無理をしない調整はOK。頻度や滞在時間を短くすることも立派なセルフケアです。

 

Q2. 言い返すと角が立ちそうで怖いです。

  1. 反論ではなく境界の表明を。短く穏やかに「情報ありがとう。わが家はこうするね」で十分。

 

Q3. 何年も同じことで悩んでいます。変われますか?

  1. 変化は“気づき→小さな行動→振り返り”の繰り返しで起きます。まずは3秒深呼吸から。

 

Q4. 夫の実家でも同じですか?

  1. 原理は同じ。義実家は“役割固定”の癖は弱めでも、気疲れは起きやすいので回復セットを。

 

一番大切なことは、ひとりで抱えないことですよ💛